エフピコRiMの閉店

Posted on 2020年7月21日エフピコRiMの閉店 はコメントを受け付けていません

コロナ禍により,紹介すべきかどうか考えあぐねていたのだが,時期も時期なので…。

2020年8月,エフピコRiMが閉店するという。

建物

ごう → ロッツ → エフピコRiM

そごうはそごう本体の経営破綻に伴い,

ロッツは赤字が続き10年契約の終了とともに,

エフピコRiMも契約解除ができる年になるとともに契約解除する方針だという。

展示物

ビル自体は現在福山市の所有だ。

ゆえに,いろいろな展示物がある。

私は宮地さんの写真展が好きで,エフピコRiMへ赴いた際にはだいたい見に行ってしまう。

福山市内の写真がたくさん展示されている他,周辺の地域であるしまなみ海道や府中市などの写真も見られる。

写真を撮るのが好きなので,刺激になる。

福山城の模型も置いてある。

福山城といえば,「駅から最も近い天守」としても有名で,新幹線で通りかかった人に「おおっ!」と思われること請け合いだ。

(「駅から最も近い城」については三原城に譲ってしまうのだが…)

福山大空襲で焼失していなければ,新幹線から見える現存天守ともなっていただろう…。

戸板で覆われた最上階などは,大きな特徴となっていただろうなぁ…。

(「福山城」「戦前」などのワードで画像検索をすれば,引っかかることと思う。)

模型を眺めれば,城の敷地の中に現在の駅があるのだな…としみじみ見比べることができる。

閉店に伴い,この模型がどうなるのかも気になる。

その他,「福山市の歴史」について写真や説明の展示があり,福山の歴史を学ぶのにずいぶん刺激になる

私の場合,福山市出身でありながら,幼少時は転勤族として,大学生活は北海道で…,と転々としていたため,福山市について詳しく学べる機会は貴重である。

ゆえに,また機会を見つけて見に行きたいものだ。

福山駅周辺の商業施設

キャスパ,トモテツビル,…そしてエフピコRiM。

駅の表側とも言うべきところにあるビルに,テナントがなかなか集まらない状況だ。

最近は福山駅周辺でイベントごととなると,アイネス周辺や三角公園周辺が中心になっているように思う。

今後どのように変化していくのか,暖かく見守っていきたい。

倉敷市のアウトレットパークのようにドーンと大きな敷地に複合施設ができると良いのだけれど…。