近大東広島中の塾向け説明会に参加した

Posted on 2023年7月11日近大東広島中の塾向け説明会に参加した はコメントを受け付けていません

どら焼き美味しい。

(写真掲載許可済)

あ,制服展示がミニチュア版になってる!

今回の説明会のように出張イベントでも持ち運びやすそう。

校長先生『今年からネクタイの色が増えました!』

入口で気さくに話しかけていただいた。

中学生は左3色,高校生は右3色だそうで。

『私なら緑→金かなぁ』などとつい意識してしまったりする楽しさである。

近大東広島中

近畿大学附属広島中学校東広島校。

東広島市にある私立の中高一貫校である。

※口頭による説明も記述するため,間違いのある可能性もあります。

※2023年7月時点の情報です。

※削除・修正すべき情報があった場合,削除・修正等行うことがあります。

※情報ソースは公式ホームページでご確認ください。

人気が高まっている

高校のほうだけれど,1学年定員220名に対し2023年度高校1年生は285名でスタートしたとのこと。

中学定員140名→高校定員220名であるため,高校の外部定員は80名程度となるが,高校の特別推薦の時点で既に124名と定員オーバーしているそうで。

あまりに多いため,県から是正を求められるとのこと。

来年度以降,高校入試については合格基準点が高くなることが予想される。

また中学入試についても以前は『実際は特待を取れるような子はほとんどうちに来てくれないんですよ……』と仰っていたものが,今年度は『特待生として入学してくれる子が増えた』と仰られており,ここからもこの数年で人気が上昇していることが伺える。

少子化が話題になる中でこのような状況になるほどの話題性,スゴイなぁ。

ともや塾からもこの3年で7名ほど入学し,今のところ悪いウワサをひとつも聞かない。

高校入試では三原からの受験者が以前より増えていることも伺った。

今後どのように変遷してゆくのかは分からないが,いま人気が上昇中であるといえるだろう。

ともや塾では『近大東広島中合格ラインぎりぎりくらいかな……』という子たちも複数名見てきたが,今のところこの3年間で前期後期のべ15名受験のうち100%合格している。

(福山方面の方へ:近大福山中とは合格ラインが異なります。)

入学後の様子を近大東広島中の教員から伺うこともあり,生徒のことをよく見ている教員の居る学校だなと考えている。

(福山では私立中の人気が変化しつつあるように感じておりますが,福山周辺の状況はいかがでしょうか。)

中学入試

・入試日

前期:1/7(日)

後期:1/13(土)

前期が1/7-13あたりの日曜日,後期が翌土曜日というのは例年通り。

・専願面接

2023年度入試から専願に面接(5分)を導入したが,これについて学校側は『志の高い子の割合が増えたよう』といった認識だそう。

確かに専願受験する子で面接ともなれば『将来について真剣に検討する機会』となるわけで。

落とすための面接でないことを考えれば,長期的に見れば良い制度かなと私も考えている。

・2023年度入試の科目ごとのコメント等

国語:言い換え・理由を記述できるように。漢字から取り掛かってほしい。

(おそらく間に合っていない答案があったりするのだろう。)

算数:記述では相手に伝わる説明を書けるように。計算の出題を増やした。計算力の低下を感じている。

(思考力の前に,まずは計算がベース。塾では毎年ガッツリやる時間もとっています。)

社会:地理2,歴史3,公民2程度の問題数。図表・統計・資料の読み取りを増やしている。

(昨今求められている『課題を発見し,解決する力』が問われている)。

理科:物理・化学・生物・地学を1題ずつと総合問題。

(全分野まんべんなくやろう。)

・要項

例年通り9月ごろとのこと。

・オープンスクール

7/30(日)だが,既に満席で受付終了しているとのこと。

・体験模試

10/22(日)。

特色

・近畿大学工学部が徒歩2分

物理的な距離の近さはかなり重要で,中高どころか中高大で連携できるのは大きなメリット。

たとえば福山の高校生は周囲に大きな大学が無いため,大学を意識するためには自分からアクションを起こさねばならず,また時間を要する場合がほとんど。

これに対し中学のうちから気軽に大学を訪ねたりできる機会が多いのは大きい。

・近畿大学への特別推薦

近畿大学については,『話題性こそ強さ』をよく理解した上で立ち回られているなぁと感心させられることが多い。

社会に出たときにも『認知度』が重要である場面はかなり多い。

学費免除もあったりするため,近畿大学進学が選択肢に入るならば,この学校に進学するメリットは大きいだろう。

・校長先生が気さく

今年度の説明会では話に出なかったが,校長室を生徒に開放したりしており,風通しをよくしているよう。

体操服を生徒と一緒に考案したりした実績もあり,また今年度は制服のネクタイにカラーバリエーションを導入したりサマーセーターを導入したりするなど,小さいことも含めたくさん改革を行い続けている印象。

・グラウンドの広さ

・ダンス部が世界一

大学進学実績

例年他校より発表が遅いなと思いつつ……。

2022年度高3在籍222名に対し,現役のみカウントしてゆく。

難関10大学(旧帝大+東工+一橋+神戸)へは大阪4名+北海道1名+神戸2名の7名で,割合にしておよそ3%。

地域の難関大学である広島大・岡山大については広島大16名のみ書かれている。

ここまで合計で23名,割合にしておよそ10%。

国公立大の合計は60名,割合にしておよそ27%。

私立大はのべ人数になってしまい実態が分かりづらいので触れないが……。

近畿大はさすがの152名。スゴイ。

うち工学部が47名となっており,中学校から通った場合は中高大の10年間ほぼ同じ場所へ通うことになるのだなぁ。

余談

遠方は廿日市から,また東福山から通っていた(る)子も居るそうで。

東広島市は,地理的に広島県の中央なのだなぁと改めて思うなど。

今年も近畿大学の校章入りどら焼きをいただきました。美味しい。

(餌付けかな?)

ともあれ,現在『推しの校』のひとつです。