交通手段の注意点も。
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広大附属福山中
広島大学附属福山中学校。
福山市内にある国立の中高一貫校である。
入試日が迫ってきており,志願者数が公開となった。
公式ホームページ → 入試情報 → 入試に関する情報公開
2024年度の志願者数は男子297名,女子247名とのことで。
定員が男女別に設けられているため,この学校については男女別で分析すべきであろう。
私がまとめている過去10年の推移。
(人に見せられるようなまとめ方ではないが……。)
少子化の影響が大きいほか,近隣の入試システムの変更等さまざまな要素があり一概に要因の分析を述べるべくもないけれども。
この10年でのピークにあたる5年前と比較すると,755名→544名(約28%減)といった状況。
男女ともに2019年ごろまでは増えたり減ったりであったが,この5年は概ね右下がり。
昨年と比較するならば,男子は横這い,女子は急減となるか。
細かい分析はこの場では割愛するが,あくまで傾向として,広大附属福山中についても県立広島中についても女子であれば中学入試での受験が有利になりがちである。
今年度の広大附属福山中入試ではそれが顕著かなぁと思うなど。
高校入試はどうであろうか。
外部受験のみでみると,
2015年度:254名 → 2024年度:292名
あ,増えてますね。
もともと第一志望にする予定だった子たちからすれば,10年前より入るのが難しくなったといえるか……。(?)
ずいぶん前にブログに『高校入試のほうが入りやすい』と書いたのだけれど,もちろん志願者の傾向は『その時期の大衆の動き次第』である。
この件についても,実は,
2013年度の志願者は 308名
2014年度の志願者は 197名
となっており 2013→2014→2015 の3年間のデータを並べただけでも 100名減→50名増 。
割合でみれば 0.7倍→1.3倍 といったブレ幅である。
ピンポイントの年度を抜き出して数値を見ることにあまり意味は無い。
高校入試については,単に岡山県の一斉入試の日と被ったか否かとか,高校入試のシステムがどのように変わったかとか(従来は選抜Iの影響が大きかった),そういった要因に振り回されがち。
今後の傾向については『どの年度の話をするか?』『その年度の高校入試のシステムや周囲の日程は?』まで的を絞らなければまず話にならないのだろうなと感じる,そんな数値だなぁと思いながら眺める。
ともあれ,高校入試の立ち位置については,少子化にも拘らず志願者がほぼ減っていない人気校である。
高校入試については一切携わっていないため,完全に遠目に見ている状況である。