広島県で。
新種の昆虫
アンガールズ・山根さん「未知の昆虫」大発見!その名は「モトナリ」 テレビ番組ロケで新種を捕まえる 国際的学術誌も認定「日本のコメディアンが発見した」
↑ニュース記事。
ロケを行ったのは広島県庄原市比和町(ひわちょう)。その様子は去年10月に放送されました。
“元就公の家臣”として「元就。」に出演している山根さん。一緒に山へ虫取りに出かけたのは比和自然科学博物館の「昆虫博士」、千田喜博(せんだよしひろ)客員研究員です。
山根さんが捕まえた中にいた、体長1センチにも満たない、小さな虫。これが、昆虫界で未知の新種、「モトナリ」が見つかった瞬間です。
そして、ことし11月に入り、ニュージーランドの国際的な学術誌「ジャーナル・オブ・インセクト・バイオダイバーシティ」(「昆虫の多様性」誌)の電子版に千田さんの論文が発表され、新種発見が昆虫学の世界でも認められました。
(『コメディアン』って表現,ほとんど和訳でしか見かけないなぁ。)
番組ロケ中に発見し,『モトナリ』と名付けられたそう。
生物の新発見。
それが未知の生物であるか否かは,集積された知識や丹念な照査がないとそもそも新発見であることに気付けない。
この9月にも,九州のほうで絶滅危惧種が大量発見される事態があったが,それも『絶滅危惧種の昆虫である』という前知識が無いと,見かけた人にはそれが分からない。
絶滅危惧類ハマスズ、数100匹も福岡の三苫海岸周辺で発見される!
↑ハマスズが大量発見されたときのニュース記事。
絶滅危惧種のハマスズが、大量に福岡市の三苫海岸で見つかりました。福岡県内では約30年ほど前に岡垣町で確認されたのが最後だそうです。
昆虫のハマスズは、福岡県内では1990年代中ごろに岡垣町で確認されたのが最後です。また、ハマスズはその他の県でも生息が確認できない状況であったため、絶滅危惧種に指定されています。
生物だけでなく,天体などにもそれはいえるだろう。
繰り返しになるが,既に存在しているものたちの発見でさえ,知識や分析力が必要となる。
このプロセスを自然に行えるようになりたいものだ。