11/14に通知があったそうで。
※転記ミスや解釈間違いの可能性もあります。公式でご確認ください。
広大附属三原中
広島大学附属三原中。
三原市内にある,幼小中一貫学校園である。
中学受験を検討している在校生にとって大きな変更があったようで。
<従来>
三原小学校に在籍する児童が他中学校を受験する場合,三原中学校へ進学する権利を失う。
ざっくり述べると,『他校を受験する場合,出戻りはできない』。
<新ルール>
三原小学校に在籍する児童が他中学校を受験する場合,連絡入学で三原中学校に進学する権利を失うが,一般受験生として三原中学校を受験することができる。(合格判定は一般受験生と同じ条件で行う。)
ざっくり述べると,『他校を受験する場合,出戻りはできるが合否判定は外部生と同条件』『他校を受験しない児童は従来通り』。
<新ルール実施時期>
令和7年1月実施の入学調査から新ルールを実施する。(現6年生から新ルールが適応される。)
!?
通達から実施までが早すぎて驚いた。
広大附属福山中高が中等教育学校になることにより,高校からの入学が不可能になる。
それに伴い,中学3年までである広大附属三原学校園の立ち位置が難しくなるなぁと,このブログでも何度か考察していたもの。
『検討段階』の連絡をわざわざ出されていたこともあり,このたびの決定によってひとまずの決着になったということだろう。
連絡入学による在校生の優遇措置は相変わらずであるものの,他校を受験をしやすくなることは,内部生にとっては朗報なのではなかろうか。
(まぁ,現6年生については唐突すぎて準備している子とそうでない子に分かれるのかもしれないが……。件の広大附属福山中高についてもまだ先の話であるし……。)
また,他校を受験しやすくなることにより,実際に他校に出ていく子も増えやすくなることで,外部からの受験生が入りやすくなることも考えられる。
逆に,外に出る気概のある子の人数よりも抜けた人数分の定員が増えることを期待し受験する子の人数が多くなる可能性もあるし,予想のつかないところ。
1学年の人数が多い学校ではないため,その学年ごとの流れもあるだろうし,これについては年度によって大きく傾向が異なりそう。
ともあれ,広大附属三原小の児童にとっては中学受験がしやすくなったのは朗報か。
内部に残りたい場合は外部受験せず今まで通り連絡入学をすれば良いわけだし,今のところ大きなデメリットはなさそうか。
年を重ね,実際の子どもたちの動向によって傾向が分かってくることだろう。