MENSAのオフ会への参加は初！

「せっかく大阪に来てんから，お土産に新型コロナ持って帰りや。」

高IQだとブラックジョークが得意なのは共通か。

JAPAN　MENSA

MENSAとは，高IQの人たちが参加する国際グループ。

私がMENSAに入会した理由は，「自分の知能が高いという証明として客観的なものが欲しかった」という不純なものだ。

初対面の人に「知能が高い」と理解してもらうのは難しく，自分で言おうものなら「単なる自慢」「単なる自意識過剰」と捉えられるし，そもそも「自己評価」という評価軸に沿っているため，全く信憑性がない。

そんなときに，「知能が高い」ことを，客観的な評価軸で認められているという事実があるのは大変ありがたいものだ。

勉強会の内容

かなり踏み込んだ内容であったこと，参加者のプライベートな事例も紹介されたことなど，「表に出す内容でない」「ましてやネット上に掲載する内容でない」から詳しくは述べない。

述べられることは，「IQや心理について詳しく学び，ディスカッションした」ということくらいだろう。

（何も述べていないのと同じだなぁ…内容の性質上仕方ない。もしこの文面ですらマズかった場合，内容を訂正・削除致します。）

このたび主催の方もMENSAn，講師の方もMENSAn，参加者も全員MENSAn，興味のある人だけが参加…ということもあり，講義の内容自体もさることながら，意見交換なども大変意義のあるものだった。

（MENSA会員のことをMENSAn(メンサン)という。まだ聞きなれない…。）

特に，今まで一人で考えていた「IQといっても標準偏差を明らかにしなければ意味が無い」などは皆さん当前のこととして考えているようだし，それよりも他の部分についていろいろな考え方を知ることができて良かった。

MENSAnは総じて議論・ディスカッション好きが多いようで，異なる意見であっても積極的に発言し，より学びを深めていこうとする傾向が高い。

そういったコミュニティに所属できたことは，大変ありがたいことだなぁと改めて思う。

ただただ「証明が欲しかった」というだけで入ったのだが，オフ会に参加してみることで，よりMENSA会員の恩恵を得ることができた。

今回の勉強会で自分の知識が増えたことも良かったし，思考する材料が増えた。

このたびの企画に関わった方々，参加者の方々に深く感謝する。

２次会

勉強会のあとは食事へ。

場所が大阪であったから，関西の方々ばかりで，しかももともと顔見知りの方が多かったようだ。

（雑談する中で，広島県東部にはMENSAnが１ケタ人数しかいないという話も…。やはり高IQの方は都市部，都会に集まるようだ。）

いろいろな雑談をさせていただいたが，参加者のいろいろなそぶりを見ていると，「あぁ，MENSAnらしいなぁ」と感じるところが多かった。

良い意味でも悪い意味でも，IQが通常とズレすぎているため，人とズレた感じが見受けられる。

人は，「自分の考えが及ばないもの」「未知のもの」に対して「意味わからんやつ」というレッテルを貼ることも多く，「普通とのズレがあるもの」⇒「異常」⇒「悪」とすることも多い。

だから，MENSAnにも，「高IQであることを自覚する」よりも前は，「普通ではない」ということで人間関係に悩んだり，自分という存在について悩んだりした方が複数いらっしゃるようで，私もその例に漏れない。

だけど，個性的な人が多く，魅力的な人物ばかりだなぁと思うし，むしろ私は「変わった人」「自分の意見を持っている人」「何かひとつ尖った部分がある人」を好むため，珍しく居心地の良いコミュニティであった。

反面，「右に倣え」が苦手な方も多く，会社などの組織から抜けた人の割合は，一般的な母集団より高そうだ。

（これも，私も例に漏れておりませんなぁ…。）

ゲームの話題

少しだけれど，ゲームの話題も。

相手「高橋さん，ゲーム得意ですか？」

私「わけわからないこと言いますけど，『７ならべ』得意ですよ。」

周り「いやいや，MENSAだとそういうの全然わけわからなくないから！」

大学生のころ，オンラインでひたすら「７ならべ」をやっていたことがある。

特殊ルールが無い場合は最初の手持ちでほぼ勝負が決まってしまう可能性が高いのだが，「ジョーカー２枚」「トンネルあり」というルールは戦略的でとても面白かった。

以前ゲーム好きの生徒とUNOで勝負をしたことがあるが，周囲の講師から「この先生に勝つのは難しいぞ…」とコメントをいただいたとおり，アベレージで負けることは無い。

そう，ビデオゲーム好きのイメージで通ってはいるのだが，カードゲームなど，戦略が必要とされるものは総じて得意なのだ。

（マリオカートですら，単発で負けるようなことはあれど，アベレージで負けることは，まず無いですからね…。）

MENSAのオフ会にはゲームオフもある。

そういった場に出れば，明らかに私よりゲームが得意な相手もゴロゴロいらっしゃるのだろう。

ただ，ゲームだけをやりに大阪に出向く気には，なかなかなれないといったことだけが残念だ…。

中四国地方にはMENSAnが少なく，なかなかオフ会に参加する機会は無いことが予想されるが，興味のある分野のオフ会を見つけたら，今回のように積極的に参加させていただきたいものだ。