尾道を訪れた3 ~猫の細道

Posted on 2020年3月19日尾道を訪れた3 ~猫の細道 はコメントを受け付けていません

「公私」のうち,「私」が多いブログである。

今週は「私」が続いているから,もう少しバランスを意識して記事のサイクルを作りたいところ。

本日は,ローカルニュースを見ながら気になったところへ。

猫の細道

1つ目の目的。

気になったまま訪れていなかったところ。

いつ来ても良かったのだけれど,もう1つの目的のついでに。

寂れた雰囲気が良いなぁ…。

ふだん生活している人は何も思わないのだろうけれど,何気ない階段がノスタルジック。

「坂+ネコ」といえば,スタジオジブリの「耳をすませば」や「猫の恩返し」を思い出す。

ネコの声真似は得意分野なので,近寄ってきてくれることが多い。

まぁ,ただ単におなかが空いているだけかもしれないが…。

モノマネは昔から周りよりは得意であるらしく,子どもたちからは「先生,なんで声優にならんかったん?」「なんで芸人にならんかったん?」と言われる程度。

千光寺の桜

来週末あたりからぼちぼち見ごろになってくるのだろうと思うのだけれど…。

夜桜見物用のぼんぼりが付けられたということで,見物に。

新型コロナウイルスで観光客が減っているとはいえ,見ごろの時期は人が多いだろう。

…というわけで,今のうちに。

(いくら景色がキレイでも,人が多すぎると興ざめしてしまうタイプなので…。今年は私自身も感染を避けるべきですしね。)

ぼんぼりの配置や様子を確認し,桜が満開の時期を想像するのも面白い。

そして…入試にも出題される冬芽をじっくり観察。

冬芽…,

…,

葉桜…。

思いがけず3種類の姿を観察することもでき,大変満足。

前日に,ちょうど5年生の授業で「天気の変化」を扱い,「理科は日常から学びがあるし,日常の中で理科の知識を使っていると,思い出す頻度も多くなるし,より身に付く」といった旨を指導したところだった。

発言した自分のほうが「そういえば…」と空を気にしてしまった。

旧旧課程の小学校の教科書には「入道雲」や「雨雲」の補足に「積乱雲」や「乱層雲」は書かれていなかったのだよな…。

旧課程から書かれ始めたから,バッチリ広大附属福山中にも出題されるようになった。

教科書学習は本当に大切だ。

(もはや教科書オタクの域ですが…。)

オマケ

千光寺から三原方面を望む。

まるで江戸時代の絵のような色合い。(…化政文化かな?)

しまなみ海道付近の多島海は,ホントに全国的にも有数の絶景で,とても好き。

(島がありすぎて水平線が全く見えず,湖や川のようにも見えますよね。)

たとえ近くに住んでいても,1か所にとどまっていてはこの素晴らしさにはなかなか気づけないかもしれない。

大人になると,多くの土地を見てきた経験があるからこそ,地元の素晴らしさが分かるものだ。

こういったことに気づくことができるのも,教養のおかげだろう。

日常に潜んでいる何気ないことの素晴らしさを知るためにも,子どもたちにはさまざまな教養を身に付けてほしい

本日はブログ用の写真素材もたくさん撮れたし,海沿いで読書もできたし,自分の充電もできたし,タイヘン満足!

週末からはダニエル・カーネマン氏の本を読み始められそう。

(序論を読み,すでに勉強になったのですが。)

近所のニュースといえば,今週末に「たけはら美術館」が閉館するらしい。

こちらも訪れておきたいものだ。

(10年ほど前に連続テレビ小説になった「てっぱん」の舞台が尾道水道だったっけ…と思い出し,OPテーマの「ひまわり」を垂れ流しながら執筆しております笑 好きな曲のうちのひとつだ。)