「情報はネットで十分!」…そう思っていた時期が,私にもありました。
BOOK OFF
高校生のころ,広大附属福山-東福山駅間にもあった,全国チェーンの古本屋である。
現在は100円ショップ「セリア」となりずいぶん経つ。
そんなBOOK OFFで,8/13-16の期間,「本」全品20%OFFを開催するという。
昔から古本屋巡りが好きな私としては,たまにこういったイベントがあると,ここぞとばかりに買いあさってしまう。
現状,社会情勢のこともあり,リユースについては「衛生面」が気になるところではある。
が,新書で気になっていた本だけでなく,古本屋だからこそ出会える本もあるもので。
そんなわけで,100円前後の本のうち,気になったものをホイホイ買っては積読してしまうのであった。
(まぁ,70%の本が買ったまま読まれない…とも言われますしね。)
ネットか?本か?
情報の早さや比較検討,そして読者の反応がダイレクトに見られる点においては,やはりネットが優勢。
ブログやSNSのように日々更新されるものも,日々の楽しみが増えるから利用しやすい。
が,昨今は「PV稼ぎ」のページが乱立し,タイトルだけがしっかりしているのに中身がスカスカであるものが増えた。
また,明らかにwebライターが稼ぐためにムリヤリ書いた創作であろう話,誰でも編集できるがゆえに詳しさと引き換えに間違った情報も多いwikipedia,…。
情報を的確に取捨選択することは不可欠であるが,それにしてもペラペラな情報が増えた。
今考えると,2000年代前半のころは「熱意」により構成されたページが多かったがゆえに,ごく少数のホントに詳しい方々が作ったページが大いに役立ったものだった。
今は,「『書くことが仕事』だから,専門外のことを付け焼刃の知識で書いたであろうページ」,「『ページが存在すること』『体裁が整っていること』が目的で,中身はどうでも良い感じで書かれたページ」,…こういったものが増えた。
結局,質の高い文書に出会おうとすると,ネットで情報を調べて良質な本を探るか,本屋を散策するか…というかたちになっている。
余談:「How Children Succeed」は予定通り夏に読み終わりそうです。
夏期講習が始まる前に半分以上読み進めていたのだけれど,そこからの停滞具合よ…。
受験期と夏期は塾講師にとって物理的になかなか時間が取れない時期ですからね…。