某なんたらぼん…。
不登校について思うこと
「某なんたらぼん」の批判が主旨ではないのだけれど。
「中学校になっても学校に行きませーん」
…と煽るような発言で最近また話題になっていたので。
「不登校」。
私はそれ自体が悪いことだとは思わない。
「学校教育」って軍隊教育のようなところがあり,「管理者の理想像」を目指すもの。
で,これ自身が悪いわけでもないし,学力の底上げにはなると考えている。
(しかも「教育への投資」と銘打っておきながら,大人の「中抜き」によって現場で実際的には投資されていない場面もよくみる。)
実際,学校に行くことのメリットは「同世代との人間関係」と云われており,学校に行くことによって子どものIQが上がることが分かっているそう。
(ただし,それでも万人に当てはまるかはわからないけれど…。)
が,人それぞれ個性にもムラがある。
たとえば…(あくまで「たとえば」ですが。)
「1分で分かることなのに,45分も説明に時間を取られて退屈なので勉強がキライになる…」とか,
「能動的でなく受動的な内容ばかりで勉強がキライになる…」とか,
「和を乱さないようにするのが苦痛である…」とか,
学校教育が逆効果になる場面もある。
まぁ一部のみを切り取ってデメリットを挙げても,それ以上のメリットがあれば良いのだけれど。
それでも,デメリットが上回る子も居るわけで。
そんな場合には,各家庭で教育機会を提供するのもアリだと考えている。
学校以外での教育について思うこと
「ギフテッド教育」もそうだけれど,学校の授業よりも子ども本人に適した時間割を組み,実行できるなら,それに越したことはない。
問題はそれにかかる労力,時間,経済力,環境である。
(環境には,住まい,周囲の人間関係などさまざまな要素がある。)
これらの条件を満たさねば,より適切な教育を行うのは難しい。
単なる科目指導だけでなく,社会性や身体能力についても考えるのであればなおさらだ。
保護者もそれぞれ一人の人であり,教育のスペシャリストではない。
職業として教育に携わる人間でさえ,教育のすべてについてスペシャリストであることは難しい。
が,目的がハッキリしており,適切に実行できるのであれば,十分アリだろうと考える。
そんなわけで,「某なんたらぼん」が将来的にどのような大人になってゆくのか,非常に興味をもっている。