「なんたら脳」ってキャッチーな言葉だなぁ。
Kindle Unlimited
人によってタイミングが異なるのだろうけれど…。
2か月99円の期間が再びやってきたので,ここぞとばかりに利用。
何なのかというと,加入期間中Kindle Unlimitedに登録されている本がすべて読み放題になるのだ。
もちろん登録されていない本もたくさんあるし,通常は980円/月である。
しかし2か月99円であれば,「まぁ全く読まなくても損切りできる金額だなぁ」と思い,加入。
結果,良書を一冊読むことができたので,これだけでも登録した価値があった。
「算数脳」
毎度ながら先に述べておくと,本や文について,「言葉尻だけにとらわれず本質を読み取る」「鵜呑みにしない」を大前提として…。
章は大きく分けて3つ。
1. 十歳で将来が決まってしまう!?
2. 小3までに育てたい「算数脳」
3. すべてを決める!小3までの育て方・遊び方
始めに「計算(作業)だけが得意で,思考能力が育っていない具体例」などからスタートし,
「算数とは『考える力そのものを扱う』教科である」こと,
「ユーモアのセンスのある子は図を描くのが得意である」などの紹介,
それから「家庭での子どもとの関わり方と,何気ない日常にある論理性や要約力のトレーニング」など,参考になる内容がたくさんあった。
私も何気なーく考えていることでも,言語化されているものを読むと,「なるほどなるほど」と感じるもの。
また,幼いころの脳の成長にいちばん大切なのは「外遊びである」といったことが強調されていたが,これには私も完全に同意する。
(どうでも良いことだけれど,某世界的に有名なヒゲのオジサンのゲームを作った方が,「ゲームを作るために何が必要か?」という問いに「外で遊ぶこと」と述べていた記事を思い出した…。)
「面白いな」と思って一気に読み終えてしまったが,これももう一度読みたい本である。
私は電子書籍で読むことは少ないのだけれど,「マーカーが入れやすくて便利だなぁ」と思いながら読みふけってしまった。