1か月以上前の記事だけれど,結構な割合。
「小学生の3人に1人がランドセル症候群」
深刻な小学生の「ランドセル症候群」重さで心身に不調 識者は「置き勉」を推奨、ダメならカバンに工夫を
↑記事。
こういった記事,タイトルだけしか見ていない方が「最近の子どもは~」など反応しているのもよく見る。
いかに「人の話を読み取る気はないが,自分の意見は言いたい」という大人が多いかを思い知るもの。
さて,ランドセル症候群である。
記事の通り,小学生の荷物がどんどん増えているという。
教科書自身の厚みが増し,さらに資料集や電子端末,それに加えて体操服等々…。
ひとつひとつのものを作っている方,持ち物を決めている方は,とても「子どもが荷物を背負うこと」まで考えられてはいられないのは分かるのだけれど…。
それにしても異常な重さになっているのは確か。
「電子端末があるのだからそれを~」といった論もよく目にするが,現場を見れば,これもとてもじゃないがすべて電子端末でやり取りできる準備が整っているとは言えないだろう。
子ども自身は意外に早くなじむものの,学校側,保護者側の準備が整っていないことが多い。
いくら「体力」といったところで,それ以上の弊害があるならば,何らかの対策をとってほしいなと感じる記事であった。
(そういえば,塾に大荷物を抱えてくる子がいるナァ…。車の送迎であり,自主的に抱えているから特にこちらから言わなくてもよいかしら…。)