正月特訓→冬期講習→通常授業の週。
5年生
国語はいつも通りの漢字テスト。
全回の全員の平均点は96点を超えており,きちんと取り組んできたことが伺える。
漢字は字形・読み・字義を習得した上での語彙力テストであるため,目・耳から多くの言葉を取り入れ,どれだけ自身に浸透させているか……が問われるもの。
小手先で何とかなるものではないから,日々の生活すべてが漢字の学習といえる。
読解はいつも通り。
来年度の教材をどうするか,一度考える時間をとっても良いかもしれない。
算数は『特殊算』をたくさん進めた。
想定以上に理解が早く,時間がとれたため『計算の工夫』を今のうちに。
計算手段を多く知っておくことは,すべての単元で役立つ。
算数の試験は実力がついてくると『時間との兼ね合い』によって点数に大きく差が付く科目である。
ゆえに,問題の見方や手段をたくさん使える状態にしておき,臨機応変に対応できるようにしておきたい。
理科は『植物(6年)』,社会は『飛鳥時代~奈良時代』を。
理社は単元が多く,反復の回数を増やしたいためサクサクまわしておきたい。
6年生
正月特訓は以前記した通り。
1/4-6は周辺で入試を行う私立校もあり,入試後に授業に参加する子も。
午前中から午後までお疲れさまでした。
毎回の漢字テストは全回全員の平均点は98.9点。
ホンキでやっているのが伝わってくる結果である。
入試特訓は近大福山中の過去問を中心に,すべて採点し,答案をふまえた上で4科目の解説。
細かい採点基準は不明だが,私の基準で採点したが,全員が7割を超える日もあり,よく頑張ってくれているなと感じる。
反面,ミスの原因が明らかなものも毎度のようにあったことと思う。
『ミス』については『いまこういったミスに気付く機会が得られて良かった』という受け取り方で問題ない。
その上で,次に繰り返さないよう,具体的に案を練ることが次に繋がる。
土曜日はいつも通りの某過去問と4科目解説。
冬期講習を通して理社がだいぶ身に付いてきたこともあり,今回は解説にさほど時間がかからなかった。
そのため算数の実践問題を追加で。
そういえば,入試問題で扱われる国語の文章,小学生が読むには難しい文章が多いのですよね。
それが『読めるようになってきた子が増えているな』と,目の前で成長を感じられる。
国語は,設問がどうこうよりもまず『文章を読めるか』というところにひとつハードルがある。
『読める』が指すところも,『書かれている日本語をそのまま読み取る』『文脈を読み取る』『筆者の意図を読み取る』等レベルがある。
同じ語であったとしても,文脈によっては肯定的な意だったり,否定的な意だったり,皮肉をこめていたり,あるいは茶化しているだけだったり……。
冬期講習は私も時間がカツカツで毎年タイヘンなのだけれど,子どもたちはそれにきちんと答え,一生懸命取り組んでくれたのだなと感じられる,とても充実した冬期講習だった。
この日曜日の近大東広島中,近大福山中の入試で周辺私立校の入試も一段落する。
(後期試験を受ける子はもう1週間ある。)
この12日間の頑張りで成長を実感できる結果を出せていれば幸い。
余談。
12/24-30,1/2-1/7の私の合計授業時間は98時間でした。(白目)
事前に準備していないとさばけない授業時間ですね……。
問い合わせやお電話に対する反応ができないこともあり,ご迷惑をおかけしました。
今週からは平常運転でいけるハズです。