……をテーマに実践した記事が面白かった。
斜にかまえる・かまえない
ひとつのものごとについて,『斜にかまえて批評する』『斜にかまえず批評する』を1分ずつ切り替えて行うという企画。
とても面白かった。
これについては,この人たちだけでなく多くの方々に当てはまると思う。
『ポジティブな目で見る状態になっているか』『ネガティブな目で見る状態になっているか』の違いがいかに大切かがよくわかる。
『気分じゃない』という言葉があるが,これも『今はそれに正対できない』という場面もあるだろう。
仕事柄,子どもたちの様子を気にすることは多い。
授業内容よりもまずは子ども側の気分や向き合い方のほうが大切であるということはよく実感するもの。
子ども側の気分と正対し,そしてその気にさせるのが講師の大きな役割でもあるだろう。
もちろんそれはただ単に子どもに迎合することを意味しないし,場合によっては迎合する必要もある。
場合によっては子どもの睡眠不足だとか,ショックなできごとが起きた等でなかなか難しいこともある。
何事もさじ加減であるし,常にベストとなることは無いことを認識しつつ,可能な範囲でベストを尽くし続けられるようにしておくことが我々の仕事である。
ともあれ,自分から意識的に『斜にかまえると何に気付くか?』『斜にかまえないと何に気付くか?』という切り替えができることを知っておくことは,役立つ場面があるはずだ。
感情のコントロールは難しいものだから,一時的に切り替えるのが難しければ,時間を置いて別の角度から見るといった方法も考えられるだろう。