前回までの旅程:みやこめっせ(任天堂株主総会)→二条城→鹿苑寺
竜安寺
地理的にまぁ近いので。
こちらも小学生の頃に連れられて以来かな。
本数は少ないが,バスが通っているようなのでバス停で少々待ちながら向かう。
ちょうど鹿苑寺→竜安寺の間に立命館大学があるのだとこのとき初めて知るなど。
立命館大学前のバス停には大学生らしき人たちがたくさん見られた。
『竜安寺全景』。
6月らしい?
参拝者が一度に訪れても大丈夫な幅の石段。
入ってすぐに見かけたもの。
『闇雲』に空目したが,違った。
『枯山水』の代表例として小学校の教科書にもよく載っている,『竜安寺』の『石庭』。
入試問題にも頻出である。
(語句はもちろんのこと,どのようなものか,どの時代の文化か等々。)
立派な屏風。
こういう場,畳の敷き方にも目がいってしまう。
『目のご不自由な方の為のミニ石庭 一般の方は手をふれないで下さい』。
こんなところでバリアフリーを見かけるとは。
一般の方も,石が全部で15コあることが確かめやすい。
新緑感のある写真が好きで,PCのデスクトップ画像も新緑らしい写真を使っている。
6月末。
日陰とはいえ既に暑い日で,結構汗をかいた日。
(この場面での『日陰』はダブルミーニングだがお分かりいただけただろうか……。)
かつて不忍池にあったという『月の松』を彷彿とさせる構図。
思わず撮影してしまった。
池の水面に波が無く,まるで空のようなのもとても良い。
余談
『仐置場』。
『仐』はもちろん『傘』の異体字。
こういうの撮っちゃうのは,笹原宏之先生の影響かしら。
象形文字であることを鑑みれば,むしろ『仐』のほうが形がそれらしく,一般的になっても差し支えないような……?
まぁ手書きだと『上向きの矢印』と区別しづらくなるというデメリットがあったりしそうか。
ともあれ異体字を見かけると嬉しくなる。