たまーにLINEに連絡が入ってきたり,こなかったり。
卒業生から
弊塾を巣立った子,または私の元職場にて巣立った子,そしてその保護者様方から,たまーにご連絡いただくことがある。
中には私の誕生日を覚えてくれていて,毎年お祝いメッセージをくれる子もおりまして。
誕生日のお祝いはいくつになっても嬉しいもので。
気の利いた返しができなくて申し訳ないなぁと感じながらありがたく読ませていただいている。
このたびは近況報告も添えてくれており,
ともや塾で教えてもらっていたところが沢山あり、おかげでとても助かりました。
今でも、ともや塾がとても楽しかったなと時々思い出します。
とのコメントも。
『塾で受けた中学受験の勉強が中学になって役に立っていること』『とても楽しかった想い出になったこと』,短い文章にこの重要な2点を簡潔に詰め込んでくれており。
塾講師冥利に尽きるコメントである。
今まで数多くの子たちとかかわってきた中で,すべてがポジティブにいくわけではないのだけれど。
『いま』でなくとも,数年後,数十年後の子どもたちの人生に少しでも彩りを添えることができていたなら,こんなに嬉しいことはない。
そういえば,過去には『受験勉強が終わるのが寂しい』と言ってくれた子もいたなぁ。
当時は週5ないし週6授業で顔を合わせていた上,授業前後には毎日質問にきたりプリントをせがんだりする子もおり,ひょっとしたら彼ら/彼女らの家族より私のほうが長い時間を一緒に過ごした時期もあったのかもしれない。
子どもたちとの想い出を辿ると,やはり私も楽しかった想い出がたくさんよみがえる。
便りがなければ『便りがないのは良い便り』と受け止め,過去に縛られず新たな環境に全力で向き合っていることだろうと考えている。
(まぁ,軌道に乗った頃にでも,または相談ごとがあるときにでも,顔を見せに来てくれるともちろん嬉しいのだけれど……。)
子どもたちの今後の人生に彩りを添えられる……教育業とはなんと贅沢な職業だろうか……。