先週の授業 ~9/22-27
秋分を越えて。
5年生
国語は漢字,短文,読解を淡々と。
漢字の取り組みにポジティブな変化が見られる子がちらほらと。
短期にならず継続してゆけるだろうか。
読解は物語文を扱っているところ。
読解速度,設問に取り組む速さ,ともに速くなってきているかな。
検討する意思がついてきている子はまだちらほら。
算数は『場合の数』の導入。
理科は『電磁石』,社会は『情報社会』の導入。
6年生
国語は漢字,読解を淡々と。
小6学習漢字191字の導入をようやく完了。
ただ,文脈に沿って適切な日本語を書けるかというところはまだまだ。
『「無言の帰宅」の意図が分からない日本人が増えている』といったネタがバズっていたことが思い出される。
私とて知らない日本語は無数にあるものだが,自身の無知を自覚した上で,一生涯吸収してゆく意識を身につけることが大切。
自分の知らない言葉を使われるだけで『マウント』と捉える人も目立つようになり,人としての意識の差はいろいろなところに表れる。
算数は入試問題と『たのしいさんすう』を。
受験勉強は知識を身につけることばかりが注目されがちだが,『思考の鍛錬』こそがその真髄。
一生懸命考える,試行錯誤する,こういったことを楽しんでほしい。
理科・社会はあまり時間をとれず,宿題と暗記の確認のみ。
土曜の過去問と全科目解説はいつも通り。
理科・社会の知識漏れ,情報の読み取り方,考察要素がまだまだこれから。
適性の添削については既に入試直前の実力が身についている子もおり,頼もしい限り。
作問者の求めていることを読み取る,考察する,客観的な視座から他者に説明する日本語を書く……いずれも多くの非認知能力が必要とされる。
ふだん数値化しにくい能力を扱ってアウトプットされたもの,これを点数化されるのはなんだか矛盾を抱えているようにも思えるが,そういうもん。
↓某書籍にも書かれていたが,『適性検査の対策は適性検査の対策にならない』といったことが思い出される。
(私は書籍を読む前から同じことを述べていたので,感化されただけのものではない。)
毎週毎週大きな学びがあるようで,学習塾の役割を大きく実感する毎日である。