新型コロナ報道について思うこと

Posted on 2020年3月3日新型コロナ報道について思うこと はコメントを受け付けていません

今やインターネットから信用できる記事を自分で選択する時代になりましたね。

ふだんTVを観ることはほとんどないのですが,たまたま目に入ったので。

TVのニュースを見ていた 1

「若者が感染を広げたか」

世代間での争いに誘導しようとしているな…というのが見て取れるニュースだった。

TVの報道はいつもそう。

TVが悪者にならないように,何かを2つのグループに分断させ,争いをたきつける。

専門家が言っていたのは,「感染しても症状が出ないまま日常生活を行ってしまう若者がいるので,それによる感染拡大の可能性が…」という内容だった。

その可能性はもちろんあるが,テロップの印象操作がひどすぎるなぁ…。

正しくは「感染症予防に対する意識の低い人が感染を広げたか」だろう…。

クルーズ船を降りてすぐさま寿司屋へ行った人や,同様すぐ様ジム通いをしていた人が若者だったか…?

感染を広げているのは世代の問題ではなく,意識の低さだろう…。

こういった印象操作をマジメな番組でやっているから,TV番組は信用できないし,この印象操作にまんまと引っかかってしまう人がたくさん出るのだろうな…と思うと見ていて腹が立つ。

何に腹が立っているのだろう…と考えたのが,私の力では何もできない己の無力さに腹が立っているのだな…と最近は考えている。

TVのニュースを見ていた 2

休校に対する批判をする内容のニュースも見た。

日本全国に混乱を招いていることはその通りであるし,不満を言いたくなる気持ちは私も同じだ。

が,「なぜ休校?」を今明らかにしたところで,現状から何かプラスになることが生まれるとは思えない。

新型コロナの感染拡大が落ち着いてから検討すべきことであり,今論じたところで撤回になるわけもないし,もう各自治体で指示が出た以上,余計混乱が生まれるだけだ。

今論じるべきは「なぜ休校要請?」ではなく「休校に対して一般国民はどう対処すべきか?」「どうすれば日常生活を送れるか?」「こうなってしまったうえで,教育現場で何ができるか?」であろう。

政権批判をするのは構わないが,ニュース自体が国民に寄り添う気がなく,ただただ政権批判ありきで報道内容の方向性を決めているのを見ていると,ゲンナリする。

日用品の品薄について思うこと

「トイレットペーパーの生産が中国なので,無くなる」

これはデマだった。

だけど,デマだろうが何だろうが買い占めてしまう人はいるわけで,その買い占めを予期して同様に買い占める人も出るわけで,どうしても一時的な品薄になってしまう。

なぜデマを流す人がいるのだろう?

単なる愉快犯なのだろうか?

最近では,「メルカリなどで高額転売するために,あらかじめ大量に在庫を抱えておいてから『品薄になるぞ』というデマを流し,品薄になるよう扇動して高額転売する」という商売があるらしい。

(なんと,この商法で現在は河原の石が高額で取引されているという…「1000円でコーラを売る」どころではなくスゴイ…。私はマネしませんけども。)

トイレットペーパーのあとは,キッチンペーパー,赤ちゃん用のおしりふきなど,さまざまな日用品に波及している。

(「心配事があるときに日用品を購入すると,不安感が拭われる」という心理効果もあるそうで,それも影響しているのだろうなぁ…。)

私は除菌スプレーにせよアルコール消毒にせよ,消耗品はもともと「無くなったとき用」まで含めてストックするクセがあるので全く影響が無い。

(使用中のものが無くなるタイミングで買い足すので,購入ペースとしては,足りなくなってから買い足す人と変わらない。)

だけど,ストックを買い足そうと思いたったときに買い足せないのはメンドウだなぁ。

(昨日,ペーパータオルのストックを買い足そうと思ったら,案の定売り切れでした。各家庭が在庫を抱えるようになれば,供給も落ち着くだろうけれど…。)

まぁストックが無くてもまだ充分足りるし,いざとなればキッチンペーパーで代用できるから良いか…。

…と,ふだん歩いているときや食事をしているときに,こんなことを考えながら生活しております。

だから,カサを忘れたりなどのうっかりが多いのだろうなぁ…。