伯方の塩。並べ替えたらNO高橋。
塩化ナトリウム
中学理科で学習するけれど,「塩化ナトリウム」とは「食塩」のことである。
何なのかというと,ネット上で以下のような文言が話題になっていた。
「控えるべき塩は塩化ナトリウムであり上質な塩はどんどん摂らなければいけません」
「塩化ナトリウムではなく,天然の良質な塩をたくさん摂ろう!」
「我が家も塩化ナトリウム使うの止めたなあ」
私は食への興味が薄いためかうまく意図が読み取れないのだけれど,「食塩を摂るために食塩を控えるとはいったい…?」と困惑してしまった。
こういった,自分とは異なる思考をしている方の意識を推察することが,また学習になる。
1.「塩化ナトリウム」を誤解している可能性
「塩化ナトリウム」のことを「人工的に精製したもの」のみを指すものと思い込んでいるのではないか?
…と考えたのだけれど,これはあまりに相手を侮りすぎているかしら。
2.「天然塩」について調べた
「精製塩」でなく「天然塩」であれば,「塩化ナトリウム」の割合が80%程度であったりするようで。
もちろん天然であるので,割合はまちまち。
その他,意図的に「塩化ナトリウム」の割合を抑え,「塩化カリウム」などの割合を増やしているものもあるらしい。
「塩化ナトリウム」が主成分であることにかわりはないので,そこのところは気になるものの,まぁ「『塩化ナトリウム』以外のミネラルも豊富に含んでいる塩」という意になるのだろうか。
…と,そんなことを考えつつ,「人のことなど理解できるわけがない」を大前提としつつも,人の思考を推察することは楽しいものだなぁ。
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