広大附属福山中の通学圏

Posted on 2019年11月26日広大附属福山中の通学圏 はコメントを受け付けていません

大学ほどではないが,中学校にしては広い範囲から通っている子たちがいる。

どのような範囲から東福山まで通ってきているのだろう。

(学校の先生に訊いたほうが早い気もするが…)

以下,プライバシーに関わる部分もあるので,「私の同級生」や「個人的な知り合い」を含め,年代を広くとっての紹介とする。

西のほうでは…

尾道,三原,因島,生口島,広島…。

このあたりから通っていた(通っている)知り合いはいる。

生口島から通っていた友人は「船→電車→自転車」で通っていたが,毎回「トライアスロンか!」とツッコミを入れてしまいたくなる。

夕方に遊んで帰るときも,「船の時間が…」と1人だけ違う話をしていたのが印象的だ。

広島から通っていた友人は「新幹線」で通っていた。

「寝過ごして京都まで行ってしまった」というエピソードや,「『ひかり』に乗り遅れて『こだま』に乗ったら1時間目の授業がほぼ終わってしまっていた」というエピソードは一生ものだろう。

東のほうでは…

笠岡,倉敷,…。

中でも倉敷から通っていた友人は多く,「通っている子の3分の1くらい倉敷なのでは…」とウワサが立つことも。

学年にもよるだろうけれど,ことの真偽はさておき,そんなウワサが立ち,簡単に否定されないくらいには倉敷から通っている子が多いということだろう。

私の友人の学友会長も倉敷だったなぁ…。

北のほうでは

神辺,駅家,府中,井原,…。

井原から通っていた友人は「自転車」で通っていた。

大学生になると,大阪から札幌まで「自転車」でやって来ていたが,「2回職務質問された」と言うだけの風貌だったのが懐かしい。

広島県東部という地域

広島県西部,岡山県中央部には有名な進学校が多い。

学力上位層はそれぞれの学校を選び,分散して通っているという状況だ。

だけど,広島県東部では広大附属福山中が明らかに抜きんでており,中学だけでなく高校でもその傾向は変わらない。

だから,周辺地域の上位層がほぼ全員終結したような学校になっている。

具体的に示すならば,とある偏差値情報サイトでは,

国立 広大附属福山高 75

公立 福山誠之館高 64

私立 近大附属福山高 48-62

私立 福山暁の星女子高 61

公立 大門高 55-57

みんなの高校情報 より

となっている。

もちろん子どもたち一人一人の学力はそれぞれではあるのだが,学力上位層がゴロゴロ存在するかどうかという観点で言えば,別格であることは間違い無いだろう。

もともと学力上位の層にとっては,感覚がきちんとインフレしてくれるので,より上位を目指しやすくなるのが大きな利点だ。

逆に,学力上位ではあるのに当日の試験で不運が重なってしまった場合,「どこの学校へ行っても自分がトップ」という状況になってしまう子もいる。

この場合,高校や大学で上位校に入学したときのギャップは大きくなることが予想されるが,もしそうなったとしてもギャップに耐えられるよう,事前にそれを自覚しておきたいところだ。

それにしても,2番手の高校と比べて10以上差がついているのには驚くが,公立高校の入試制度が実力よりも内申重視となっているため,実際の学力には余計差がついてしまうのだろう…。