今年は購入してさほど経たずに投稿。
大学合格力ランキング
ダイヤモンドセレクト社が毎年公開しているもの。
注意してほしいのは,
あくまで絶対的なものでなく,ダイヤモンドセレクト社の独自の算出方法によりランク付けしたものであること。
学校自身の実力ではなく,その年の受験生の合否結果を基準としたものであること。
小学生の親として見た場合,6年後,7年後,…には状況が変わっている場合が多々あること。
とはいえ,ひとつの指標として分かりやすいものである。
詳細に公表するのは控えめにするが…。
例年冬ごろになると,全国50位までのものがネット上にも掲載されているようだが,詳細を知りたい方は購入してみると良いだろう。
広大附属福山は,28位,11位,12位,39位,49位,107位と推移し,2022年は19位だったよう。
広島県内では,広島学院に次いで2位であった。
広島県東部の高校については,200位以内は次のようなかたち。
19位 広大附属福山
99位 県立広島
159位 尾道北
166位 誠之館
6年一貫校のトップ2校,それから3年制公立高校のトップ2校…こういった表現になるだろうか。
県西部や岡山県まで含めれば,もっと複雑になるが,県東部はスッキリしている。
上位に私立高がいない原因については,私見で述べさせてもらうと,上位から下位までの差が激しすぎることが要因だろう。
6年一貫校のトップ2校については,中学受験の難度が他校とは一線を画すことから,その通りの実績である。
私立高はトップ層も居るには居るのだけれど,あまりに割合が少ないため,卒業生数で割るとこのような結果に。
(すなわち,県東部の私立高に通うならば,自身の立ち位置について,全国模試等で冷静に考える必要がある。)
公立高校のトップ2校は,高校入試である程度まとまった学力層が入学していることがうかがえる。
とはいえ,3年前の高校入試で入学した子たちの大学入試結果であるから,現在の高校入試の様相は3年後になって分かるものでもある。
2023年度から高校入試のシステムが大きく変わるが,その出口は2026年であるから,2026年度入試になるまで冷静に見つめるべきだろう。
高校数学,高校化学の指導で誠之館高校の生徒を何名も見てきたが,「内申稼ぎは得意だが,実力はついてきていない」といった子も居るため,内申勝負の高校入試と実力勝負の大学入試(一般入試)では,大きくねじれを感じるなぁと考えていたもの。
今後どうなってゆくのだろうか。