【教育】超算数等への社会的対応について考える

Posted on 2023年12月5日【教育】超算数等への社会的対応について考える はコメントを受け付けていません

が話題に。

超算数等への社会的対応

https://x.com/nobu_k/status/1730702738533777731?s=20

「小3の教師が1/0=0と教えていたので0ではないとメールで伝えたら、校長も1/0=0で教師が正しいと言ってきたんだけど、どうすりゃいいの?」

超算数は日本だけの問題ではないw

よく用いられる『超算数』の話題というより,教師側の無知・無理解による社会的トラブル。

この引用の引用元,さらにその引用元が以下。

https://x.com/venturetwins/status/1730639721737711916?s=20

I understand why people homeschool their kids now

My son’s third grade teacher taught my son that 1 divided by 0 is 0. I wrote her an email to tell her that it is not 0. She then doubled down and cc’ed the principal. The principal responded saying the teacher is correct… What do I do now?

1÷0について考察すること自体には意義があることは先にことわっておくが。

そういった場ではなく単なる計算問題として1÷0を課した場合,定義されていないため出題ミスとなる。

『なぜ?』を学んだり考察してきたりした人たちにとっては当たり前の感覚なのだけれど,教育が敗北する場は多いもので……。

この話題の続きには以下のような意見が出ているよう。

このバトルを(自分が妥協して)終わらせるべき?

周辺の会話から感じることとして、この構造は本質的にパワハラなんだよなあ。子も親も教師に逆らうとその先の機会損失やストレスが大きい。子供に嘘を教えるわけにもいかないけど、立場が弱すぎて反論/反抗しづらい。

娘氏はこの話題を理解しているので、万が一先生が似たようなことを言って来て娘氏と口論になったらどう対処するのが良いんだろうね、と言う文脈で書いてる。娘氏に耐えろと言うのは教育なのか、とか。

どうか以下を悪い意味で捉えないでいただきたいのだが。

小学校の教育現場であれば,教師は学術的な専門家でないことがほとんど。

すなわち指導科目について教師側の認識や理解が不足している場合は往々にしてある。

誰だって完全無欠なわけではないのは当然で。

ただ,今回については他の大人(校長)まで登場したにも拘わらず教師側が間違いに気付いていないという場面。

もはや学問的な対応ではなく社会的な対応,すなわち『大人の対応』を子ども側が要求されている状況である。

このような場面に遭遇したらどうするだろう?

また,このような場面を避けるためにはどのような環境構築をしておくべきだろう?

塾でも保護者の相談に乗っていると,学校側とのトラブルはちょくちょく伺うもので。

『トラブル』というとネガティブな表現に見えるかもしれないが,落ち度が全くなくてもトラブルを招いてしまう,降りかかってくることはあるもので。

大事な時期にそのようなものごとに振り回される可能性がある場は,予測可能な範囲でなるべく回避してゆきたいものだ。