本年は閲覧してくださる皆様に大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします!
年内のPVは13000を超えたくらいのところ。
ちょくちょくご相談もいただき,ありがたい限りだ。
今年のともや塾
8月下旬,ふと個人塾を立ち上げようと思い立ち,7割くらいの気持ちでとりあえず始めたホームページ。
始めてみるとノリ気になってくるもので,情報収集や物件探し,分析と検討,相談,見積もり,…気づけば開校する気マンマンに。
「いきなりカンペキにしようとせず,とりあえず始めてみるのが大切」とはよく言うが,まったくもってそのとおりだなぁと実感。
前職から生徒を引き連れてきたわけでもなく,知り合いの子どもを誘ったわけでもなく,自分にとってなじみのない土地で始めた個人塾。
3人来れば良いほう…0人スタートもある…と聞いていたものだから,3人来てくれたので万々歳というところ。
まぁ,全員6年生だから,新年度からまた0人ではあるのだが…。
小学6年生
実質7日目。
過去10年間で2番目に算数が難しい年の問題を扱った。
全体のバランスを抜きにして特定の問題に関していえば,過去10年間で1番難しいと言っても良い問題だ。
絵をかいてみても,立体のイメージ,比の扱い,長さを扱っているのか分割数を扱っているのかの区別,…等々,複数のことが組み合わさると算数や数学は急に難しくなってしまうもの。
だけど,今来てくれている子たちは考え方が分かってくれたようで,大変心強い。
当日の問題内容によって,いくら力があっても結果がブレるのが算数だ。
本番までに,多くの問題にぶち当たり,多くの考え方を学び,「理解する」だけでなく「利用する」ところまでたどり着いてほしい。
年末年始休み
正月特訓などは組んでいないので,今のうちに入試前の息抜きをしっかりしておいてほしい。
勉強しておきたい子のために,時事内容プリント「じじもん」と算数演習プリント「年越し演習」を配布しているので,任意で活用してくれたら幸いだ。
来年の「2020」という数は,数遊びとして使いやすい数であるので,問題を解いていると「なるほど,それで『年越し演習』ね…」と分かる問題を多くちりばめさせていただいた。
楽しんでくれると良いなぁ…。
問題の難度評価について思うこと
前述のところで「難問」という表現をしたが,「いや,どれも簡単でしょ」と言う方もいらっしゃるかもしれない。
ギリギリの力で指導をしている方にありがちなのが,以下のようなものだ。
低学年の内容や,中学高校内容でも基本問題に関しては「これは易しい」「これは難しい」と子どもの視点に立って考えられる。
だけど,実践問題の難問となるとなぜか「自分にとって易しかった」「自分にとって難しかった」と自分を基準にして「易しい」「難しい」と言い出す方がいらっしゃる。
そういった方が,苦労して解いたあとに「これは解けんといけんじゃろ笑」だとか,間違えてしまった問題に対して「これは難しいよな!笑」だとかおっしゃるのを聞く。
「この学校の入試問題のうち,『難しい』か『易しい』かを論じているのに,急に自分視点の話をされてもなんだかなぁ…」とモヤモヤした気持ちになる。
そういった場面をみると,歳だけ重ねても仕方がないのだなぁ…と思う。
どこかの入試問題ではないが,まさにあたえられた時間の中にいのちをできるだけ注ぎこみたいという思いがあるかどうかなのだろう。