2月…そういえば昨年の入試は1月31日だったんだよなぁ…。
初めてホワイトボードに記入したときは,確か「あと50日」より多かったはず…。
あまりにいろいろありすぎて,「まだ50日しか経っていないのか…」と思ってしまうほど激動の50日だった。
1/31金 自習
今日も今日とて,来られる子からボチボチ学習を!
社会,理科,算数,…と3者3様だ。
間違えないで欲しいのは,目的は「ノルマをこなすことではない」ということだ。
もちろん勉強量は必要ではあるが,大切なのは「その勉強量を通して何を学ぶか?」だ。
回数や頻度を適切に調整することで身に付くものもあるが,もう回数も頻度も限られているからこそ,精査すべきだろう。
「算数連続で2年分やったら,2回目は集中力もたんかったー」
…という声も上がったが,「今やるべきか?時間を置いてやるべきか?」などの判断も,やっているうちに学ぶことができる。
「次からは,集中力が持つ分だけやる!」
学びがあれば,「次に活かす」ことができる。
ただただ「目的は分からないが,大人の言うことに従う」といった学習は私からは勧めていない。
話は変わるし,小学生ではないけれど,内申で上位の公立高校へ進んだものの,実力主義の大学入試の勉強へシフトしきれない…という状況を見てきたこともある。
「わけはわからないが,大人の言うとおりにする」といった学習は高校入試には有効だし,社会に出て会社に所属する身となったときにも有効である場面は多い。
だけど,中学入試,大学入試,そして自分で道を切り開くためには,「目的をもって学習する」「失敗を次へ活かす」といったことが求められるだろう。
1/31 授業
今日も今日とて算数の50分実践問題を。
「算数で実力を発揮するための注意点」が実践できてきている!
そう,力は充分にあるのだから,あとは安定した点数を取るための調整だけだ。
満点を狙う必要はない。
安定した点数を取るための調整をしておれば,自然と満点に近づくだけだ。
塾によっては,モチベーションを上げるために,わざと難しい問題から易しい問題へ,何も成長していなくても徐々に点数が上がっていくよう調整した順番で解かせる場合もあるようだ。
これについては,「モチベーション」や「思い込み」も本番に響くから,目くじらを立てて批判すべきことでもないだろう。
私も上手く活用できれば良いのだが,今来ている子たちがあまりに想像以上に成長が良すぎて,予定変更に継ぐ予定変更(どんどん上方修正)…そこまで手が回っていないという嬉しい悲鳴だ。
1/31 雑務
本日は22:00でスッパリ帰宅。
実際には,授業時間よりも授業準備のほうが時間がかかることが多いもので…。
授業時間が限られているからこそ,その限られた時間をできるだけ有効に使いたいという思いからだ。
子どもの心理理解に重きを置く講師なら当然であるのだが,実際にはいくら準備をしてもカンペキな授業をするのは難しい。
「体系的で,講義形式の授業をする!」と決め込んでおれば容易いのだが,それは初回の見栄えが良いだけであり,その方向性では全国向けの映像授業には太刀打ちできない。
講義形式であれば,ひとつの授業によっぽどお金と時間をつぎ込むことができ,しかもたくさんの子どもに見てもらえる映像のほうがクオリティが高くなるのは当然であろう。
反面,地道な個人塾では,授業をしたり個人的に話をしたりして,子どもの感触を見ては調整,子どもの感触を見ては調整,…になるうえ,「次に来るまでに宿題をどのレベルでやっているだろうか…」と考え,さまざまな場合を想定して準備する。
実際に授業を始めると,「これをやるべきだな」ということが分かり,準備した中でいらないものはバッサリ捨てることも日常茶飯事だ。
こういった「調整」のことを考えれば,やはり子どもと講師が会う頻度…すなわち授業や自習の頻度はお互いにとって大切であると感じる。
これは,講師が適切な授業をしやすくなるし,それにより子どもも恩恵を受けられるという,お互いにとって利益となるものだ。
保護者からのコメント
昨日の今日で,早速「いつでも使ってください」とメールをいただいたので,掲載。
ともや先生の独特な雰囲気や人柄がいい。一人の人間として大好き。まぁこの良さは行ってみた人にしか分からないだろうなぁ…。
まだ1ヶ月くらいしか経っていないけれど、勉強だけでなく質問したいことや相談があった時に、何でも答えてくれたり受け入れてくれる雰囲気の先生。
そして子どもは何でも楽しく学べています!記載しましたように、どこに行ってもたくさんの事を学んできますが、ともや先生からの学びと発見は凄い!!
今日塾からの帰り道。子どもが『精神が安定した!よかった!』って。
(一部,名前の部分を「子ども」と変更させていただいておりますが,ほぼ原文ママです。)
まだ人数が少ないこともあり,「個人が特定できちゃって困るよ!」ということがあれば,即削除・訂正致しますので,ご遠慮なく指摘してください。
(私が考えている以上に塾のホームページが有名になってきているらしく,個人特定の可能性のあるものについては,記事の一部を削除したりしております。ご容赦ください。)
2月に入ったこともあり,1月の集計結果を眺めたのだが,1月中に8000アクセス(!)もあったとか…受験が終わると落ち着くのだろうけれど…。
有名になると批判の的となることからは逃れられないことだろうけれど,今頼ってくれている方へしっかり目を向けるよう,自分を戒めねば。
あと2日!教育者たる私こそ体調を崩さぬよう,眠れるときにしっかり睡眠もとっておこう!
(また2時をまわってしまった…。しかし忙しいアピールはいかん…やり出すと忙しいアピールしているとき以外忙しくないみたいになってしまう…。)
本日は,2日前に参戦する方がいらっしゃる予定だが,果たしてどういう状況になっているやら楽しみだ。
講師自身も見当がつかないが,明日の自分が臨機応変に上手く対応してくれているだろう。
いちばん信頼できるのが自分というのは頼もしいものだ…。