広大附属福山中の文化祭へ赴いた 2023

Posted on 2023年9月5日広大附属福山中の文化祭へ赴いた 2023 はコメントを受け付けていません

4年ぶりn回目。(もはや分からぬ。現役時を含めるか否かもある。)

学友祭

広大附属福山中高の文化祭『学友祭』へ赴いた。

(既に公式ホームページのスクールブログに写真付きで様子がアップされています。)

9/3(日),無事開催。

9:30開始だったのだが,9:50ごろには駐車場は満車。

(タイミングによっては入れたっぽいです。)

中高の文化祭なのにこの人気っぷりよ……。

福山市内には主たる移動手段が自動車である方々が少なくないことや,気温が高いため公共交通機関や自転車を避けるかたちになったのも要因として挙げられるかもしれない。

受付でいただいたパンフレット。

○画像などの取り扱いについて

 本日,当校で撮影した画像などのインターネットやSNSなどへの転載・掲載はご遠慮ください。

あ,はい。

(この記事内の写真はすべて校外で撮ったものです。念のため。)

投稿者の意図によらずプライバシーに関わる部分が含まれる可能性や,著作物や管理者の権利問題などもややこしいためだろう。

メディアリテラシーについて,開催側が一言申しておかねばならない時代であるし,当然の配慮であると感じる。

『撮影自体は構わないが,投稿は控えてほしい』旨,内部生やご家族のことを思えばいちばん無難な対応である。

話はそれるが,『撮影禁止』のマークは分かりやすいものがあるが,『撮影は良いが投稿は禁止』の分かりやすいマークを作れないものだろうか。

ユニバーサルデザインについての考察材料になりそう。

アップロードアイコンに禁止マークなどになるかもしれないが,うまいこと表現した感は出ても『万人に伝わる』という目的は果たせないように思う。

(デザイン好きの方,いかがでしょう。)

『REVIVAL』。

4年ぶり開催にふさわしいテーマであった。

展示されていたパネルには動物が描かれており,『リバイバル』はカタカナにして線を一本足せば『サバイバル』になることとかけているのかなぁなどと思い『ふふっ』と思うなど。

(違ったらスミマセン。)

以下,4年ぶり開催について私が個人的に感じたことを述べるが,深読みしたり価値判断を上乗せしたりせず読んでいただければ。

以前にも述べたが,4年前の開催時2年生だった子たちが6年生に,1年生だった子たちが5年生に,その他の学年は初開催という状況で,そもそも引継ぎ自体がうまくできるかどうかという回だった。

受付の様子,体育館での催し物,教室での展示,部活の展示,バザー,食堂の様子,お手洗いの様子──私自身はいろいろと見てまわって『全体としてどうか』という観点で見て回らせていただいた。

結果,あまりに多い一般参加の方々を前にしても,以前とほとんど遜色なく運営されており,学友会員ほか一般の生徒や保護者,先生方の尽力を感じる開催だった。

ブランクを感じたものごと

(『悪い』ということでも,『戻せ』ということでもなく,単に感じただけのことです。お間違いなきよう。)

・入口のアーチがなくなった。

悪天候で無ければ毎年用意されていたものだが,今年は無かった。

コロナ禍で急遽変更になる可能性もあるし,無事開催することに比べれば,そこに労力を割けないかたちかな。

私個人としては,記念撮影したかったことと,投稿NGなので掲載できないしなぁということを考えるなど。

・バザー

これは個人的な感覚であるのだけれど。

以前はもっと行列ができていたように思うが,ちょっと認知度が下がったかなという印象。

最終的に投げ売り価格になることもあり,オトク好きな人たちがもっと殺到していたように思うが,運営の方から見るとどうだっただろうか。

私個人としては,いつもより空いていて気軽に訪ねやすいなと思った反面,売れ残りが多いと運営の人が困るだろうなという心配をしていた。

手作りバザーでは付箋を購入しました。

・メイク(化粧)

これは文化祭に限ったことではないのだけれど,この機会に私が感じたので。

内部生の女の子たちのメイク技術が全体的に上がっているな,ちゃんと都会のメイクを研究しているなと,そう思った。

中高生のメイクに不快感を示す方々も居るかもしれないが,私はどちらかというと肯定的な立場である。

というのも,中高ではメイクに対してキビしくされている子たちも,大学生になったり社会人になったりすれば当然のようにメイク技術に熟達していることがアドバンテージになるからだ。

とすれば,中高生のうちから学んでおいたほうがむしろプラスになるであろうと考えている。

『学業がおろそかに~』等の声もあるかもしれないが,両立できておれば無問題であろう。

私が現役の頃も外見は自由で,男女問わず金髪の同級生も居たものだ。

(もちろん公序良俗に反しない範囲にはなるが,それがわきまえられるならば許されると考えている。)

・踊り場のゴミ箱

私以外にとってはおそらくとてもどうでも良いことなのだけれど,個人的にはこれがいちばん象徴的だったなと感じたもの。

私が現役の頃も含め,例年ゴミ箱には『護美箱』と当て字が使われており,大きく書かれていたと記憶している。

(記憶違いだったらスミマセン。)

この表記が無かったなぁと,そこにブランクを感じた。

無事開催できることに比べればそんなことどうでも良いのだけれど。

その細かいユーモアというか茶目っ気というか,それが引き継がれておらず,またそこを指摘して提案する内部生は居なかったのだなぁと,そんなことを思う。

意図的にやっているのかは定かではないが,私が個人的に4年のブランクとしていちばん象徴的だなと思ったのはこれだった。

ちなみにこれを『やるべきだ』とかそんなことは思っておらず,いまはいま現役の子たちのカラーを出してくれればそれで良いんじゃないかなと考えている。

単に以前との違いを感じたというだけのことだ。

変わらないものごと

・団体Tシャツ

クラスTシャツ,部活Tシャツ等,団体ごとのオリジナルTシャツ。

今年も学友祭らしいTシャツで校内が溢れかえっており,『変わらないなぁ』と思うなど。

汗だくになったかもしれないが,中高生時代の大切な思い出として大切にする子も少なくないだろう。

卒業後のことまで見据えているのか,メンバー全員の名前を入れているものも見かけた。

・天文地学の展示

10年前にも塾生を連れて訪ねたときに毎度見に行っていた展示である。

(まさに引き連れて訪ねていた頃である。)

パンフレットに書かれていなかったので『今年は無いのかな』と思っていたが,教室に行けばやっていた。

プラネタリウムの時刻に合わせることはできなかったが,発掘した化石の展示を楽しませていただいた。

中でもH先生の変わらない様子を見ることができたのは印象的で。

この10年で転勤されたり副校長になったりといろいろと紆余曲折あったようだがまた戻って来られ,また10年前20年前と同じように,一般参加の方々に気さくに話しかけ分かりやすく説明されている様子を見ると,『変わらないなぁ』と。そんな安心感があった。

私が現役の頃と比べ,もう退官してしまった先生がほとんどになってきたなぁ……。

個人的なものごと

私は人込みが苦手なので,例年教室での各クラスの催し物は傍から見るに留めており,体育館での催し物をのんびり観賞させていただいたり,先述のように全体的な様子を見て歩いたりする行動をとることがほとんど。

今年も『弦楽合奏部』『吹奏楽部』『体操部』のステージを観賞させていただいた。

アラジン。校内でブームなのですかねぇ。

(私は『Friend Like Me』がとても好きです。音程が難しすぎて歌えませんが。)

校内では内部生よりも保護者に話しかけられる頻度が高かったかな。

大学3年生になった教え子と再会できて久しぶりに記念撮影させていただいたことなど,嬉しいことはたくさんあった

が,今でも全学年に教え子が居るものの,以前のように各学年5-10人教え子が居るなどという状況ではなく,各学年1-3人程度(高校から入学した生徒の情報を追えていないので分からず)となったこともあり,確率的にも在籍生と会える頻度は低くなった。

ともあれ,いろいろな観点から楽しませていただきまして。

在籍生や保護者の方々,先生方,運営の皆さま,ありがとうございました。

来年も一般公開されればまた訪ねさせていただきたい。