このたび,初めて紙の地球儀を作ってみた。
たとえ費用対効果がうすいと分かっていても,「面白いかも…」と思ったもの,「授業で使えるかも…」と思ったものに手を出してしまうのは悪いクセか…。
(お蔵入りになるものも多いですが…。)
谷謙二先生の研究室
現在,小学5年生の社会では,イントロにあたる部分が世界地理だ。
地球儀の扱い方などを軽く学習するが,中学入試にももちろん出題される,大切なところだ。
「そういえば,紙で地球儀を作ることができたよなぁ…。今の世の中,作製用のテンプレートを公開している方もいらっしゃるのでは…。」
…と検索して見つけたのが谷先生の研究室のホームページだ。
ご本人にはメッセージのみご連絡をさせていただいた。
作製
もとのホームページでは,ラベルシートなどが推奨されていたのだが…つい我流で作ってしまった。
↓地球儀に使用したものは以下のもの。
A4コピー用紙,セロテープ,ボール(100円均一の10コ入りのもの)。
それから,印刷用のプリンタ,紙を切るためのはさみ。
ダウンロード用のPCまで含めても,6点。
私のやり方だと,北極や南極を貼り合わせるところはもしかしたらちょっと頭を使うかもしれないが,やり方が分かれば難しくはないハズ。
自分で作ること
今や地球儀はありふれており,運が良ければ100円ショップでも見かけることができるという。
(私は見かけたことがありませんが…見かけたら即購入してしまいそうですね…。)
今回の地球儀も,自分で作ることにより愛着がわくかもしれない。
いま,私自身もずいぶん気に入り,眺めるだけで楽しめている。
オマケ
出雲大社のすぐそば,古代出雲歴史博物館にある,昔の地球儀。
(残念ながら,現在,古代出雲歴史博物館は休館中です…。)
「太平洋」が「大東洋」「小東洋」となっている。
日本の形もととのっていないから,見ただけでも伊能忠敬の測量前のものであるのだなぁ…と考えたりするのも面白い。
(教養を身に付けると,こういった楽しみがあるのですよね。スバラシイ。)
そして何よりオシャレだ…。
古代出雲歴史博物館の記事は「前編」「後編」と書いていたのだけれど,「後編」は公開しないまま年を越し,4か月ほど経ってしまったなぁ…いつ公開しようかしら…。
(なんと,塾を開く前どころか部屋を借りる前に書いた記事だ…。4月の再開までに公開する機会があるだろうか…。)