SNSを眺めていると,「学校は何をしているんだ!」という意見もある一方,
「子どもが家に居ると,ふだんの学校の先生の苦労がよく分かる」という意見も聞く。
同じ物事に遭遇しても,人によって感じることは正反対だったりするのだなぁ…。
告知
YouTubeLiveの予定を。
日時: 5/16(土) 20:00~ (30分ほどを予定)
内容: 2020年度広大附属福山中入試 & 雑談
場所: ↓YouTubeLiveにて。
現在,授業と懇談の優先度が高いためあまり準備できておりませんが,自分を追い込むためにも設定。
楽しみにしております。
広島学院,休校中の取り組み
先月の公式記事「休校中の取り組み」を読んでいた。
(わりと投稿直後に読んではいたのだが,いつの間にか2週間も経ってしまった…。)
現在どのように行われているのかは,在校生に聞かないと分からないが,4つの手段で授業をしているよう。
1.録画動画の配信
2.ライブ授業を配信し,欠席者へ録画動画として配信
3.プリント形式の課題配信
4.ブログ開設
…何がスゴイのかというと,「問題解決のためにどのような手段があるかを考え,そして実践し,改善する」…このサイクルをガンガンやっていることだ。
(世の中には,「PDCAサイクル」「OODAループ」という名称を覚えただけで得意げになったり,「Pがプランで~」などのように得意げに語りながらも,何も実践できていない方がたくさんいらっしゃるが…語句偏重教育の遺物だろう…。)
ふつう,組織では「リスク回避」のためになんでもかんでも抑え込んでしまうところが多いし,「周りもやっていてうまくいってそうだから」という考えでしか動けない方のほうが多数派だ。
ヒドイ学校になると,学費だけはガッツリとり,満足に講義を受講できないところもあるとか。
(多摩美術大学で,「学費を満額払っているのに必修しか取らせてもらえない」が話題になっておりますね…。事実確認はしておりませんが,もし事実であれば法的に争うことも考えられますね。)
今回の「生徒のため」「自分たちにできることをやっていく」という学校の姿勢は大変好感触だ。
「言うは易く行うは難し」で,机上に終わらず行動に移しているところ,まだ周辺校があまり動いていないときに,自校の教員が自分たちで思い思いの活動をしていることがスバラシイ。
ともや塾でも,子どもたち・保護者の需要にこたえながら,自分のできることでこたえてゆきたいものだ。
この期間で,録画動画の良し悪しや,ライブ配信の良し悪しなど,いろいろな保護者が味わったことと思う。
今回は評判のために無料で対応しているところも多いことだし,試してみる良い機会となっただろう。
現在情勢は落ち着きつつあるが,第2波,第3波がきたときにどう動くか…を考えておく必要があるだろう。
余談だが,COVID-19の第2波は今夏7-9月ごろとの予測研究もあるし,何もなくとも対応できる準備だけはしておかねば。