もうGW間近?
5年生
国語は漢字,短文,読解を淡々と。
今年度5年生は取り組みもまだまだのんびりかな。
まだ単元がどうという段階ではなく,『話を聴く』『問題を読む』『集中して取り組む』といった基礎的なことを身に付けてもらう段階であると感じる。
長期的に見て成長してくれることを願う。
算数は『小数』『分数』『整数』『文字式』『平均』の問題演習。
取り組んでもらうと,どこまで自分のものになっていてどこからまだ鍛錬が必要なのかがよくわかる。
理科・社会は3-4月学習単元の問題演習。
6年生
国語は漢字,短文,読解を淡々と。
漢字テストの取り組みは非常に良い。
反面,『範囲の明確な漢字テスト』の外についてはまだまだ。
これは語彙力の問題なのだけれど,日常生活で日本語と向きあうときにどのような漢字がどのような場面でどのような字が使われているのか,考え続けることが重要となるだろう。
算数理科社会は3-4月に学習した内容の問題演習。
今年度は社会の定着度がマズイかな。
やはり同じ授業をしてもおのおのに対し最終調整が要るのは例年通りか。
漢字力や語彙力と相関している部分がボトルネックになり,語と語の結びつき,語と内容の結びつきが脆弱になっているのを感じている。
中学入試に間に合わせることを考えるならば,それらとの向き合い方の話題からになるか。
土曜演習は,算数特訓と適性型の作文演習。
文を書くこと自体に躓きがないのはとても良い。
反面,文章が抽象的な内容だった場合に話題の主旨を読み取る力がまだまだ弱いかな。
こうなると書いたとしてもズレた内容になってしまうし,字数が多くても取ってつけた内容に終始しがち。
傾聴力や読書体験の積み重ねが欲しいところ。
また,実体験をもとにした具体例を求められることも多い。
昨今『体験格差』が話題になっているが,机上の勉強以外の体験がのちのち学習に結びつくもの。
勉強は勉強,遊びは遊び,生活は生活──といったワクにとらわれずさまざまなものごとが結びついているのだという感覚が欲しい。